2011年9月29日木曜日

母乳栄養の覚悟

現在、なるべく母乳、でも困ったらミルクという感じでやっている。
それでいいと思っているのだけど、だけどミルクをあげるときに「罪悪感」と「申し訳なさ」にさいなまれ、その時は母乳だけでいけたらいいのに…と思う。でも母乳を何度もあげても泣き止まないと、結局(私が)耐えられずミルクをあげてしまう。ミルクを沢山あげているわけではない。一日2回くらい。あとは母乳でどうにかしている。ミルクを足す量も、母乳相談で言われた上限量(60ml)までしかあげない。だからそれでいいはずなんだけど、なんというか「敗北感」を感じてしまう。しかもそれがストレスに感じてしまう。

母乳が足りてないと思って、桶谷式母乳相談室にも言った。先生にはやや呆れた口調で、当然自分がやるべきことをやっていなかったことを指摘され、凹んだ。病院と違う部分はあったけど、「頻回授乳」「5分ごとに両側交互に」「油物や乳製品は食べない」など。きつい言い方ではなかったけど、片側だけ飲んで寝てしまえば放っておいたし、授乳時間があいてしまうこともしばしばあった(がっつり寝てしまうことが1日に何度かあるから)。それはこたぬきがせっかく寝ているのにかわいそうと思っていたのだけど、ダメらしい。こたぬきと共に、「母乳栄養ってこんなに大変なんだ」と疲れてしまった。帰り道、そして帰ってからげっそりしてしまった。

オール母乳の人は「2時間おきに」とか「1時間もあかないで」授乳したとか言うけれど、数十分しかあかない状態が続く時はどうしているのだろうか。5分あげてを2往復くらいはいいのだけど、3往復しても泣き叫ばれ、口にくわえながら泣かれ、そういう時はどこまで頑張ればいいのか、そこまでして母乳でいかなければならないのかと思ってしまう。もちろん満腹にならずとも母子ともに疲れて途中で寝てしまっていることもあるけど、その状態からまた起きてすぐに「母乳飲め!GO!」という気力がない。自分都合で考えてしまっていることも否めなくはないけど、基本「エンドレス」を感じるとミルクをあげる。その閾値が私は低いのかもしれない。勝手なもんだ、自分の撒いた種で自分で凹んでいる訳だから。
確かに母乳が出きっているか、まだ飲ませられるのではないかと言われると、まだ余力がある感じもあるんだけど、どうも私の母乳でどうにかするという覚悟というかガッツがないことが原因のようだ。
ストイックになりすぎるのも嫌だけど、この「敗北感」を感じるのも嫌なんだよな、でも「空腹でかわいそう、早く気持ちよく寝かせてあげたい」と思う気持ちもある。
本当に世のお母さんって本当にすごいと思う。
なんて弱いお母さんなんだろう、私って。

2011年9月26日月曜日

床上げ

先週の土曜日まで「床上げ」期間だった。
つまり上げ膳据え膳ということ。
旦那ちゃんのお母さんがすべて家事をやってくれ、私は赤子の世話のみをさせてもらった。
なるべく横になっていなければならなかったみたいだったけど、テレビ見たり、お母さんと話していたりしていた。
のんびりはしていたけど、そこまでゴロゴロはしてなかったなあ。

入院を含め3週間の幸せな生活は終わり、だんだん社会復帰していかねばならぬのう。
手抜きでも家事をしなけりゃならないし、泣き止まない時とか一人で頑張らねばならない。
とはいえ、近所にいるうちのお母さんや姉ちゃんがたぶん助けてくれるし、旦那ちゃんも最大限協力してくれそうだし、どうにか平穏な気持ちでこたぬきと接していければと思う。

母乳も、低空飛行ながらも、ミルクの助けを借りながらもどうにかあげられているから、不安がらずに頑張らないと!

2011年9月19日月曜日

こんにちは

生まれて二週間が経ちました。
ずいぶんしっかりした顔つきになった。(ちょっと寄り目になっちゃった)
今週いっぱいでお母さんは帰っちゃうので、日中は二人暮らし。心配だなあ。適当とはいえ家事をして、お風呂も一人で入れなきゃならんし。まあ気候がよくなる時期だからまだいいかな。旦那ちゃんは週末しか手伝ってもらえなそうだからしかたがない、頑張らないと!
母乳は出ているけど、足りない時があり、その時はミルクを足している。お互い授乳中に眠っちゃって、まどろみながらまた飲んで、また寝て…になっちゃうと、えーいミルクだ!となる。
一応明後日有料だけど母乳相談・マッサージの助産院を予約した。でもオール母乳の覚悟がどれほどあるかと言われると、自信ないなあ。
昨日リビングのエアコンが壊れたし、なにせ暑いから、無理はしないでおこうと思う。

2011年9月13日火曜日

無事退院して

金曜日に無事退院して、自宅療養中。
入院している時は、完全母子同室で、3時間毎に授乳(ほぼ強制)。
そして毎日、朝9時と夜9時には助産師さんに預け診察してもらう。
さらに合間に母子同室の生活の説明、沐浴指導やミルクの作り方、退院後の生活の指導が入り、私にはたまたま看護学科の学生さんがついたので話をしたりバイタルをとってもらったり、それに面会が来るから・・・。自分のシャワーの予定も直前にならないと決められないくらい忙しい。
つまり上記予定の合間に、重ならないようにかつ3時間毎(少なくとも4時間あかないように)授乳をしなければならなく、分単位のスケジューリングだった。
子供が寝ていても無理にでも起こして授乳…。飲ますより起こすほうが大変だった。

家に帰ってきて、旦那ちゃんのお母さんが2週間手伝ってくれるので、家事もせず、授乳もある程度自由に出来て、病院よりもゆったり生活させてもらっている。わざわざ起こしてまで授乳しないし、疲れたらミルクをあげちゃうし。

うちの子(やっぱりこたぬきと呼ぼう)はとにかくよく寝てくれる子である。音がしようが、明るかろうが、おしっこどころかうんちをしていても、とにかくお腹が空くまで寝ている。お腹が空いても、ちょっとじれて泣く素振りをするだけで、本泣きはあまりしない。とても手のかからない子(今のところ)である。でもふと見たネットの記事で、「手がかからないといって手をかけないとよくない」と書いてあったので、起きている間は、話しかけたり抱いたりするようにし始めた。

新米お母さんだから今のところ手加減してもらっている。
ありがとう、こたぬき。

2011年9月4日日曜日

こたぬき誕生

22時間30分間の陣痛との格闘の末、こたぬきが2780グラムで無事この世に誕生しました。妊娠糖尿病の影響か巨大児になってしまうかもとの不安もあったし、検査での推定体重が3200グラムを越えてたから心配したけど、産みやすい大きさででてきてくれました。

とりあえず、出てきて直ぐに大きな声で泣いてくれ、無事な姿を見て、やっと安心できました。旦那ちゃんもほっとしていました。

前日の夜中3時くらいから、規則的に腰が痛くて、様子を見てから、病院に連絡したら、お腹が張るまで様子を見るように言われた。6時半くらいからお腹が張り始め、結局朝1番の普通外来を受診、子宮口6cm開大ということで、そのまま入院になった。順調に進むかと甘く見ていたら、進まず、歩き回ったり、スクワットしたりし始めたんだけどあまり進まず。陣痛の間隔が短くなってから子宮口全開大まで約10時間本当に大変だった。助産婦さんには迷惑かけるし、痛みのせいか嘔吐するし、本当にダメちゃんでした。でも分娩室に入ったら、1時間もしないで、比較的スムーズに出てきてくれたので、助かった。

もう生まれちゃったから、「こたぬき」でなく名前で呼ばなきゃな。
ちなみに「ドラえもん」と同じ誕生日!たまたま当直だったいつもの先生がいてくれたので、先生に教えてあげたら「ドラえもんに誕生日があるとは知らなかった。」と言われた。いつもの先生がいてくれてラッキーだったな。