2011年5月20日金曜日

【子供の心のコーチング 菅原裕子著】を読んで

援助にはHELPSUPPORTがある。
 HELPは子どもをダメする。親はSUPPORTをする。

だけらしい。
自立を促すのが親の使命な訳で、過保護でもいけいない、温かく見守る広い心が必要なんだろうな。でも難しい、実際は。

子どもの話を聴くことはSUPPORTの基本
これがなかなかできないんだよな、大人同士でも。ましてや子どものとりとめのない話を辛抱強く聴くなんて・・・。でも大事だということはわかる。その後書いてあるけど、とにかく「黙って聴く!」なんだろう。言いたいことがあっても、とりあえず言わない。すっごく話に割り込む私だけど、これを読んで、心持ち黙って聴くようになったと思うけど、賛同得られるかな、旦那ちゃん・・・。

聴くには、「とにかく黙る」そして、「理解したい」と念じ、子どもの言葉を繰り返す。気持ちをくみとる。それを「ちゃんと聞いているよ!」という姿勢を表すため、視線、表情、身振り手振り、声色などで伝える。

まとめると、とにかく命令や指示ではなく、「こうしてくれると(わたしは)うれしいわ。【わたしメッセージ】」と伝え、辛抱強く行動してくれるのを待つ。そして話を聴いてあげ、精神的にSUPPORTするけど、自分の意見を押し付けたり、誘導したりはせず、子どもに自分の言動に対して責任を負わせるように仕向けていく。
ということだろうか。うーん、仙人級の忍耐力が必要そうだ。

2 件のコメント:

kero さんのコメント...

不思議と、子供って命令口調だと言う事聞かないんだよ〜。
「○○してくれると嬉しいな!」とか「ありがと!!助かるよ!」とか
言うと、本当に嬉しそうだし、次の時も率先してやってくれる。

3才くらいまではしゃべってる事宇宙人だけど、だまって
うんうんって聞いてあげるとすごーく満足してこちらの言う事も
子供なりに聞いてくれるよ。解釈は間違ってる事多々ありだけどね(汗)

本当に単純なのよ。
自分がしてもらいたい事を先に子供にしてあげるのが大事かもって
思ったよー。

くまぬき さんのコメント...

あまり子どもちゃんに積極的に関わったことがないから、私は勉強しないとわからん…。Keroさんわかっているね!子どもの気持ち!でも私、大人の話を聴くのも苦手なので(どうしても何か口を挟みたくなっちゃうの)、今旦那ちゃんで練習中。
大人だって、命令されると背きたくなるし、話も聴いてもらいたいもんね。大人と、つまり自分がいいと思う様に接するのがいいのかな、人対人で。
あとは、忍耐力ですな……。思うように事が運ばないとしても、どれだけ子どもに任せられるかだね。