2009年6月13日土曜日
論理的な話の作り方
ありがたいことである。
いつまで甘えていいものか……。
論理的に文章を構成できるようにならねば (*_*;
あー、情けない。
ここ5年、細かく添削してもらえる機会が少なかったせいもあるが、そんなのは言い訳でしかない。
それにしても成長が見えないなー。
もともと文章書くのは苦手だし、好きじゃないのだから、ボヤボヤせずに積極的に“文章力・構成力”を鍛えねばならなかったのに。
例えば
通信教育でもいいし、
レベルの高い論文を“構成力を鍛える”という目で読んで構成を分析してみるとか、
とにかく書いてみて、時間をおいて第三者の文章としてみて自分の文章を添削してみるとか。
やりようはあったのに…… (+o+)
反省、反省。
“段落”というものの意識が薄い気がする。
“この段落では何がいいたいのか”
それがぼやけていては、どうしようもない。
日本語だろうと英語だろうとそんなことは関係ないのである。
「よく読んで、じっくり見直して、第三者が読んでわかるように書きましょう。」
「自分の文章を第三者の目で添削できるようになりましょう。」
「用語は統一しましょう。」
難しいことを言われている訳ではない。
当然のことが出来ていないだけなのだ。
2009年6月10日水曜日
論文書けるようになるのかな。
これから下は真剣な話ではありますが、表現が汚いんです。
論文を上司に見てもらった。
「論文の構成がめちゃめちゃで意味がわからんよ。」
とのご指摘を受けた。
数か月ずっと微調整していたが、そういう問題ではなかった……。
キーワードも統一されてなかったり、
余計なことがツギハギに混ざっていたり、
“こういう表現で来たからこう来るだろうな”が来なかったり、
この結果でここまで結論付けできないよってなっていたり……。
さらに、“無理くりなのはわかってるけど、
別の事情で入れたい結果”をTableに入れたから、
「これは何がいいたいの?この結果は何?」ってことになっていた。
ごもっともです。
ほぼすべて納得。
一つの論文で言えることなんて1個か2個。
いろいろ盛り込んだって、他人には伝わらない。
読んでいる人にとっては、書いている人の事情なんて関係ない。
書いている本人は頭でわかったつもりだけど、第三者が読むとチンプンカンプン。
上司に向かって、私はこう言った。
「私の論文って下痢なんですよね。消化不良で、食べたものが消化されていなくて、そのまんまの形で出てきちゃってる。つまり文章を引用してきて混ぜてるだけだから、消化してないし(自分の言葉に変えられてないし)、ツギハギな感じなんです。栄養を吸収できず血や肉になってない。先生達の文章は、消化していて、食べたもののまんまじゃなくなってるし、栄養分もちゃんと吸収出来てる感じですよね。」
と言ったら、「表現汚いよ」と笑われた。
「まあ、その汚い論文も読めるように治るよ。」と言われたので、
「汚いって言わないでくださいよ。消化不良なだけです!」
と切り返した。
「お腹悪いんだから、薬でももらいに行ったら?」など何度かからかわれ、
そのあと、「定期的に食べて出してれば、大丈夫になるよ」と励まされた。
そうなのだろうな、そうありたいな。
2009年5月27日水曜日
2009年4月22日水曜日
まあまあかな
Gleason's Grading of Prostate Needle BiopsiesTutorial and Testing Web site
で前立腺癌の生検のgradingの練習問題ができる。
まず20問解いてみる。
写真付きのレクチャーを読む。
同じ20問を解く。
答え合わせをする。
はじめ11/20だったが、レクチャー後は18/20だった。
いい感じじゃない?
写真だから微妙なところがわからなかったけど、レクチャーで、「こういうのがここに入るのか」がわかったから、レクチャー後はあっていた。
少し強めにとる傾向があるから、抑え気味にしないと。
前立腺生検
弱拡大で増生腺管の分布を把握する
良性腺管の細胞質は淡明で、管腔面は不整あるいは波状 ⇒ 癌は直線的
腫瘍腺管は既存の腺管と比して小さく、大小不同が著明
Pattern1,2は構成腺管は比較的均一で境界明瞭な密集・集簇巣を形成
Pattern1,2はTZ領域に好発 ⇒ 針生検ではまれ
萎縮:N/C比高い、好塩基性
萎縮後過形成 : 萎縮腺管が分葉状に密集・増生、炎症細胞浸潤
Adenosis: TZ領域に好発する小腺管の密集・集簇巣 ⇒ 針生検ではまれ、TURで
腺管を取り囲む硝子化した帯状の線維
異型小腺房増殖 (atypical small acinar proliferation ASAP)
針生検において腺癌が疑われるが、診断の確定が困難な小腺管の集簇巣
2005病理と臨床
2009年4月21日火曜日
DLBCL
Common morphologic variants: centroblastic, immunoblastic, anaplastic
Rare morphologic variants
Molecular subgroups: germinal center B-cell like (GCB),
activated B-cell-like (ABC)
Immunohistochemical subgroups: CD5-positive,
germinal center B-cell-like,
non-germinal center B-cell-like
Diffuse large B-cell lymphoma subtypes
T-cell/histiocyte-rich large B-cell lymphoma
Primary DLBCL of the CNS
Primary cutaneous DLBCL, leg type
EBV positive DLBCL of the elderly
Other lymphomas of large B cells
いっぱい
Borderline cases
(WHO, 2008, p234)
自分で診断できる気はしないが、項目くらいは覚えておかないと、本のどこを見たらいいかわからんからね。DLBCLだけでこれだけあるんだもんなー。
今回はhistiocyte-rich LBCLっぽかった。
2009年4月11日土曜日
2009年4月10日金曜日
組織の勉強①(HP/SA系)
・おいちゃんの左はTSA
・おばちゃんの右はSSA
① おいちゃんの左(特にS)
⇒HP、TSAが多い?。典型的なTSAの像を示す。SSAもあるけど典型的な像とは違ったりする。
HP:ルーペ像は扇型
基部の腺管は尻つぼみ(キュッとしている)
鋸歯っている(表層中心)
細胞質明るめ
間質に炎症あり
TSA(+HP base?) :ルーペ像でモコモコしている
腺管の基部広がっていない
好酸性細胞質
②おばちゃんの右⇒SSAが多い? 典型的なSSAの像が多い。TSAもまあまあある。
SSA:ルーペ像で結構平坦
腺管の基部膨らむ(巾着様)
基部まで鋸歯ってる
表層まで核丸い
内視鏡でTAがserrated様に見える時は
・間質に炎症を伴っており間質が広がり腺管が不ぞろいになる時
・(tubulo-)villousが混ざる。そして特に深部で腺管が拡張している時
・microcryptが目立つ 時
これで何が書いてあるかわかる人はかなりマニアっくな人である。
自分に対するメモで、今日見たHP・SSA・TSAの症例を見た感想と話した内容のまとめなのだ。