これから下は真剣な話ではありますが、表現が汚いんです。
論文を上司に見てもらった。
「論文の構成がめちゃめちゃで意味がわからんよ。」
とのご指摘を受けた。
数か月ずっと微調整していたが、そういう問題ではなかった……。
キーワードも統一されてなかったり、
余計なことがツギハギに混ざっていたり、
“こういう表現で来たからこう来るだろうな”が来なかったり、
この結果でここまで結論付けできないよってなっていたり……。
さらに、“無理くりなのはわかってるけど、
別の事情で入れたい結果”をTableに入れたから、
「これは何がいいたいの?この結果は何?」ってことになっていた。
ごもっともです。
ほぼすべて納得。
一つの論文で言えることなんて1個か2個。
いろいろ盛り込んだって、他人には伝わらない。
読んでいる人にとっては、書いている人の事情なんて関係ない。
書いている本人は頭でわかったつもりだけど、第三者が読むとチンプンカンプン。
上司に向かって、私はこう言った。
「私の論文って下痢なんですよね。消化不良で、食べたものが消化されていなくて、そのまんまの形で出てきちゃってる。つまり文章を引用してきて混ぜてるだけだから、消化してないし(自分の言葉に変えられてないし)、ツギハギな感じなんです。栄養を吸収できず血や肉になってない。先生達の文章は、消化していて、食べたもののまんまじゃなくなってるし、栄養分もちゃんと吸収出来てる感じですよね。」
と言ったら、「表現汚いよ」と笑われた。
「まあ、その汚い論文も読めるように治るよ。」と言われたので、
「汚いって言わないでくださいよ。消化不良なだけです!」
と切り返した。
「お腹悪いんだから、薬でももらいに行ったら?」など何度かからかわれ、
そのあと、「定期的に食べて出してれば、大丈夫になるよ」と励まされた。
そうなのだろうな、そうありたいな。
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