2009年8月21日金曜日

骨髄クロットわかるようになるのかしら

当番のたびに、数例だが出会うクロット。
正直、正常がよくわかっていないから、異常もよくわからん。
均一に腫瘍細胞が増える疾患は
「すわ!異常だ!免染、免染!」でいいが、
巨核球の異型性なんてわかる気がしない・・・・・・。
巨赤芽球、幼弱な細胞、芽球?が、増えている気もしないでもないけど・・・・・。
正常かな?
みたいな  (@_@;) 
自分で言うのもなんだが、ひどいありさま。

とりあえず、今週の当番で出会った症例。
一つずつ勉強しなきゃ (^_^;)

巨赤芽球性貧血 megaloblastic anemia
*ビタミンB12欠乏あるいは葉酸欠乏などによる核DNA合成障害に基づく無効造血
  (汎血球減少になる)
*巨赤芽球の特徴

  核が類円形、核網が繊細、明瞭な核小体、細胞質は比較的乏しく均質、
  核膜周囲に間隙あり。
  顆粒球や骨髄巨核球の核にも大型化や過分葉化が見られる。

1歳の子のなんだかわからないやつ。
急性骨髄芽球白血病Acute myeloblastic leukemia without maturation (FAB:AML-M1)
*成熟好中球への成熟傾向を示さないが急の白血病。
*骨髄の芽球数がきわめて高く、非赤芽球系細胞の90%以上。
*免疫染色(+):MPO, lysozyme CD117, CD34
   CD117: 血液細胞の腫瘍では一部のAMLで反応するが、ALLでは一般に反応しないらしい。
  免疫染色(-): CD3, CD20, CD79a

AMLかどうかわからないけど、芽球が多くて。
「免染、免染!」結果待ち。

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